Esweets

Esweets

(静岡県磐田市)

味噌作りの途中で出る液体って何?もしかして失敗!?

eri 先生のブログ 2025/3/20 22:15 UP

こんにちは^^
麹生活マイスターの鈴木英里です!
 
 
今月は、たくさんの味噌作りの講座をさせていただきました。

みなさん、ご自身の手で作られたお味噌はとても愛着があるようで
完成した時は我が子を抱くような感覚で笑顔になられていました^^
 
 
 

 
 
 
講座の中で、私が少し前に仕込んだお味噌を見てもらうと、、、
 
「あれ?液体が出てきてる…」と生徒さんから驚きの声が!
 
 
実は、味噌作りの途中で液体が出ることは珍しくないんです。
でも、この液体の正体を知らないと、「腐った?失敗?」
と心配になる方も多いですよね。 
 
 
 
 

 
 
 
 
今回は、この液体の正体と、適切な対処法、さらには活用方法までお伝えしたいと思います!
 
 
① 味噌から出る液体の正体とは?    味噌の熟成中に出る液体は、「味噌たまり」または「たまり」と呼ばれるものです。
簡単に言うと、味噌の発酵が進む過程で、大豆や麹から出てくるうまみ成分たっぷりの液体です。
 
 
この「味噌たまり」には、以下のような成分が含まれています。

• アミノ酸(旨味のもとになる)
• ペプチド(体に良い栄養素)
• 乳酸菌(腸活に役立つ)  
• 塩分(味噌と同じくらいの塩分濃度) 
 
 
つまり、味噌たまりが出るのは、発酵が順調に進んでいる証拠!なのです。

 決して失敗ではないので、安心してくださいね。
 
 
 
 ② 味噌たまりが出たらどうする?  
この表面の液体があると、みそと空気が直接触れる事を防ぎ、良くないカビや雑菌からみそを守ってくれる効果があります。
 
今回の講座ではラミネート袋に入れて味噌作りをしましたが
ラミネート袋で仕込んだ場合は、上下をひっくり返したり
途中袋を寝かせたりして、味噌たまりが全体に行き渡るようにして熟成させるといいでしょう。
 
 
 
樽仕込みなどで容器を動かせない場合
 
もし、容器から味噌たまりが溢れる用であれば、
重石を外し、清潔なスプーンやお玉で、溢れない程度にたまりをすくい取りましょう。
 
 
そして、表面をならし容器の周りは綺麗に拭き取っておきましょう。
最初の重石より少し軽い重石に変え、引き続き熟成させましょう。
 
 
 
③ 捨てないで!味噌たまりの美味しい活用法   
せっかく出てきた味噌たまり、栄養も旨味もたっぷりなので捨てるのはもったいない! 
簡単に取り入れられる活用方法をご紹介します^^
 
 
 ✔ そのまま醤油代わりに使う 
 • 冷奴やおひたしにかける 
 • 刺身や焼き魚にかける 
 • 卵かけごはんの醤油代わりに 
 
 
 ✔ 料理の隠し味に  
• 炒め物や煮物に加えるとコクがアップ  
• スープや味噌汁に数滴入れると風味がup 
 
 
 ✔ 漬けダレとして活用  
• 鶏肉や魚を漬け込むと、味が染み込みやすくなる  
• ゆで卵を漬けると「たまり卵」に! 
 
 
味噌たまりは塩分が高めなので、少量ずつ使うのがポイント!
 
保存は、清潔な瓶に入れて冷蔵庫へ。
1~2か月は美味しく使えますよ! 
 
 
 

 
 
 
 
味噌作りの途中で出る液体、「味噌たまり」の正体と対処法をお伝えしました!
 
味噌たまりは、発酵が順調に進んでいる証拠!
 
栄養たっぷりなので、捨てずにぜひ活用してみてくださいね。
 
手作り味噌は、時間をかけてじっくり育てるもの。 
少しずつ変化するのを楽しみながら仕上げていきましょう! 
 
 あなたのお味噌も、きっと美味しく熟成しますよ♬
 
 
 
 
 
麹生活ワンプレートレッスン
4月の麹生活レッスン
~手作り豆板醤&担々麺~
 
 
 
〈メニュー〉
・手作り豆板醤
・担々麺
・焼き肉のたれ
・お楽しみメニュー
 
〈日程〉
◆2月3日(月)残席1 ※オンライン
◆2月7日(金)残席1※オンライン
◆2月12日(水)満席
◆2月13日(木)満席
◆2月17日(月)満席
◆2月20日(木)満席
◆4月14日(月)残席2
対面レッスン
 
いずれも10:00~12:30頃  
対面レッスン料 6000円

【対面レッスン】について
・基本は講師が料理をしていきます
・生徒さんには途中でお手伝いや盛り付けをお願いします
・できあっがったお料理はプレートで楽しんでいただけます
 
◆お申込みについて
 下記のバナーをクリックしてお申込みいただくか
 または、公式LINEよりご連絡ください。

 
 公式LINE
 ↓↓↓


公式LINE ID @137lizcz
 
 
 
 
 
 
 




麹生活マイスター  鈴木英里
 

ブログサイトを見る 教室HPのURL

[PR]
先生のブログ記事一覧へ

特集