基礎から学べる手ごねパン教室モグモグ山口

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(京都府八幡市)

夏のパン作りに大敵の過発酵!そこで気をつけておきたい3つのポイント

山口 雅子 先生のブログ 2020/7/2 14:34 UP

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夏場の暑い時期にパン作りをすると
いつもより生地がベタベタしたり、
綺麗な焼き色にならなかったりという
経験はありませんか?



その原因は発酵し過ぎている
「過発酵」
という状態かもしれません。



今回は、

パンの過発酵というのが
どういう状態で、
どのようにしたら防ぐことができるのか

について書いてみようと思います。







パン生地の過発酵とは


パン生地の発酵は、
酵母菌が糖分をエサにして
アルコール発酵することによって
炭酸ガスが発生し、パン生地が膨らみます。



その発酵する時に、
室温が高いと発酵が進み過ぎて
生地がだれてしまう
その状態が「過発酵」です。



過発酵になると焼き上がったパンは
しっかり膨らまず、
パサパサした食感になってしまいます。







部屋の温度の調整


そうならないために、
夏はエアコンの温度を調整しながら
室温を低めに設定します。



パン作りの環境は、部屋の日当たりや
エアコンの設置場所によっても
変わってくるので
様子を見ながら調整してみてくださいね。






エアコンをかけると今度は生地が乾燥


エアコンをつけて
部屋の温度を調整すると
今度は、部屋の湿度が下がり
パン生地が乾燥してしまいます。



パン生地が乾燥すると
生地の伸展性が悪くなり、
うまく膨らまなくなります。



そうならないためには、
手早く作業することが大切ですが、
パン作りに慣れないうちは難しいですよね。



そんなときは、水で濡らし固く絞ったふきんを
パン生地にかぶせたりして、
湿度の調整も忘れないでくださいね。








仕上げ発酵→焼成のタイミング


自宅のオーブンでパン作りをするときは、
仕上げ発酵をした後に、
オーブンを温め、設定温度になったら
焼き始めるのですが、



その時に、発酵が完了した状態から
オーブンを温め始めると
過発酵になってしまいます。



あらかじめ、
オーブンが暖まる時間を計算しておき、
少し早めに取り出して
オーブンを温め始めると
過発酵を防ぐことができますよ。



そのタイミングについては
こちらの記事に詳しく書かれています。



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まとめ


今回は、夏のパン作りに大敵な「過発酵」と
その対策について書いてみました。



パン作りは、捏ねたりする工程も楽しめますが、
やはり、焼き上がったパンが美味しいと
テンションが上がりますよね。



夏の暑い時期にも美味しいパンが焼けるように
工夫してみてくださいね。



最後までお読みいただきありがとうございます。
参考になれば幸いです。





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