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(熊本県熊本市)

2/23家庭で楽しむひな祭りお祝いメニューレッスン

古閑元子 先生のブログ 2020/3/3 16:50 UP

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本日3月3日は桃の節句、ひな祭り。

小学生くらいまでは7段かざりを飾って、お内裏様は右・左男女どっち置いたらよかったっけ・・・?と、毎年のように母とあーだこーだ言って並べていたのが懐かしいです。並べるのは楽しいけれど、片付けるのが億劫だったのも思い出です。

そんな時母が決まって作ってくれたのはちらし寿司と青柳貝と一文字のぐるぐるの酢味噌がけ、蛤のお吸い物でした。

今は作ってあげるような子供もいないし、母もすっかり年をとって柔らかいものしか食べられませんが、お正月のおせち料理同様、3月3日はちらし寿司を作って食べています。

さて、個人的な思い出話はこれくらいにして・・・

2/23の家庭で楽しむ雛祭りのお祝い膳レッスンのレポートを始めます。





今年もメインはちらし寿司。

でも、今年は一般的なちらし寿司はつまらないと思って、関西ではよく食べられる『蒸し寿司』を作ってみました。

ミニ蒸篭を持っていたので、ちらし寿司をクッキングシート敷き詰めた蒸篭に盛り付けて蒸気で2〜3分温めましたが、小丼のような陶器にもりつけてもできます。

初めてこの『蒸し寿司』を召し上がった生徒さんもほの温かいちらし寿司を気に入って頂きました。

冷えて、ちょっと米粒同士がくっついてしまいがちなちらし寿司がオーソドックスに思っていらっしゃったから、口の中でパラパラと解けるような食感のちらし寿司に少し驚かれてました。


副菜は、イカとエビと菜の花の黄身酢がけ

いつもなら熊本の郷土料理『一文字のぐるぐる』を作るところですが、参加された生徒さんはネギ系が苦手。
そのため、茹でた菜の花にシフトチェンジしました^^

黄身酢には生徒さん馴染みがなくて、当初シャバシャバした液体がどうやって鮮やかな黄色でトロンとマヨネーズの一歩手前の状態になるのか気になりながら作っていらっしゃいました。

生徒さんからは酢味噌と違って上品で、なめらかさが特徴的で、日本料理のお店で出されるような味わいと、これもご好評頂ました。

汁物は『鯛の潮汁』



鯛の切り身の下処理方法などを特にレクチャーしました。

生麩を使いたかったけれど、一般のスーパーで見つけることは叶わず、焼き麩の手まり麩、菜の花、吸い口に柚子の家果皮、春らしく山椒の木の芽をあしらいました。

鯛の生臭を抑えつつ、風味は損なわないように注意して作ったので、これも和食のお店のような味わいを再現することができました。

最後はお菓子。例年なら桜餅を作りますが、今年は趣向を変えてみました。



菱餅の色合わせをヒントに、3色の白玉を温めた粒あんソースをディップ或いはチョイかけして食べるフォンデュにしました。

ピンクはイチゴを果肉ごと白玉と混ぜ合わせて作り、緑はよもぎを使っています。

思い思いに白玉を串にさし、温まった小倉あんをつけてお喋りしながら食べていると、なんだか『女子って楽しいよね〜』なんて根拠のないフワフワした気持ちになりながらも、話題が日頃の仕事や人間関係についていろいろ思いを語りあっていました。

オトナ女子ってこんなもんよ・・・^^;;;

さて、来年のひな祭りって、どんな感じにしようかなぁ・・・と、鬼に笑われそうなことを考えながらレッスンを無事終えました。

皆様のご家庭ではどんなひな祭りをおすごしでしょうか。
今年は武漢コロナウイルスでそれどころではなかった・・・と、仰る方が多いかもしれませんね。

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