うさぎやケーキ教室
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人形供養
松原裕美子 先生のブログ 2025/2/17 15:44 UP-
背中合わせの敷地に40年一緒に暮らしていた義母が亡くなって一年
義母の家は取り壊され更地になって、あっという間に2軒の建売住宅が建ちもうひと区画も只今建築中です
義母の家の庭に咲いていた福寿草
救い出して鉢植えにしたら、ちょうど一周忌の日に開きました
義母の死を通して、自分がどんなに思い入れがあって大切にしてきた物も子供たちにとっては価値のない物で捨てられてしまうのだ、という事をつくづく思い知らされました
ならば自分の手できちんと始末した方がましだと
そして嫁入りの時に持ってきた自分のお雛様をようやく処分する決心をしました
父母が私の初節句に誂えてくれた七段飾り
私のお気に入りで大人になっても毎年のように飾っていたお雛様
でもやはり人形というのは人形(ひとかた)
自分の身代わりに厄を負ってくれるもの
無事に成人したら供養するものだと聞きました
それで何かストンと腑に落ちて、お雛様とお別れする決心が出来ました
ちょうどタイミングよく人形供養の広告が入ったので、私の大切な人形を供養して焼いてもらう事にしました
きちんと祭壇を組みお寺さんが来てお経を唱えて下さいました
長い長い間私を守ってくれてありがとう
父や母が亡くなった後も私を見守ってくれてありがとうございました
役割を終えた人形たちに感謝の気持ちを込めてご焼香もしました
自己満足だけどこれでスッキリしました
少しずつ少しずつ物を減らして身軽になって生きていきたいと思っています
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