立春寒波、日本中凄い雪ですね
我が家も今朝は真っ白でした




午後には雪も溶けて青空が見えてきて楽しみにしていたハンドベルのコンサートに行ってきました






中央の女性、大坪泰子さん率いるキリク・ハンドベルアンサンブルはハンドベル芸術の最高峰と世界でも称賛されている少数精鋭のイングリッシュハンドベルアンサンブルです
東京公演では美智子上皇后様もお聞きになるという事です


6〜9人で5オクターブから7オクターブの音域を演奏し、一人が担当するベルの数は10〜20個
ステージの上には100個くらいの大小様々なベルが並んでいます




ハンドベルというと、クリスマスの頃に学生たちがクリスマスキャロルなどを演奏するのをよく聞きますが今回はそんな物(失礼🙇‍♀️)とは大違い
もう人間技とは思えない超絶テクニックです


プログラムはそれこそヨーロッパの教会音楽からバロック、ピアソラのタンゴ、ジャズ、映画音楽と多岐に渡り
一人の人が両手で持つベルの数は最高で4個、低音用は一つで10kg近い重さがあるそうです
メンバー一人一人がたくさんのベルを次々に持ち替えて操る姿に驚きながら、その澄み切ったベルの音が両方の耳から体の中に入り胸の辺りで響きわたるのを感じました


細かい高速の音符もまるで一人の人が演奏しているように滑らかで、いったい楽譜はどんなふうになっているんだろう⁇


初めて聞く異次元のハンドベルの演奏
会場を出て身を切るような冷たい風に吹かれながら、心の中は美しいベルの音色がいつまでも豊かに鳴り響く2月の夕暮れのことでした

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