うさぎやケーキ教室
- フォロー
- 送る
- この教室へ問い合わせ
- 予約レッスン無し
憧れの高野山へ 3
松原裕美子 先生のブログ 2024/11/21 8:16 UP-
夜のうち降っていた雨もやみ、2日目は早朝から散策に出ました
今年はいつまでも暖かかったお陰で、例年ならもう散り果てているはずの木々の葉が今1番の紅葉の時期を迎えていることもラッキーでした
人影も少なく冷んやりとした空気の中、まず金剛三昧院の国宝多宝塔を訪れました
金剛三昧院は北条政子が頼朝の菩提寺として創建したお寺です
ここにも立派な杉が屹立していました
次は波切不動尊がご本尊の南院に向かいました
お大師様が唐よりお帰りの際、嵐に遭われ海上荒れ狂う最中この不動明王に祈願したところ、全身から光を放って荒波を切り鎮め大師をお救いになったという伝承があるそうです
まるで十戒のモーゼみたいですね
銀杏の落ち葉の絨毯が美しい
お堂の中の天井絵の龍の下で手を叩くと、龍が鳴くように響くという「鳴き龍」
南院から金輪塔の横を通って女人堂へ
高野山は明治5年まで女人禁制でした
高野山に入れない女性の為に高野山の入り口には参籠所が設けられていました
ここから先は女人禁制でした
今では女性もお大師様のすぐそばまでお参りができるありがたい時代です
高野山のお土産と言えば、第一が胡麻豆腐
そして町のあちこちで売られていた高野槙の苗
標高の高い高野山では仏花が育ちにくく、仏様には高野槙をお供えしています
もみじと銀杏と高野槙の赤、黄、緑の競演
でも何と言ってもあんこ好きの私が一番気に入ったのが、これ
大門下の茶店の大門力餅
歩き疲れて一休み、いっぺんに4個食べました😋
最後は高野山の国宝、重要文化財を一堂に集めた霊宝館を訪れました
高野山は24時間いつでも参拝できるので、セキュリティ上重要な仏像はレプリカです
本物を見たければここです
中でも4×4.3mの両界曼荼羅は圧巻でした
さて、憧れの高野山の旅も終わりに近づきました
帰りは高野山駅からケーブルカーに乗って極楽橋まで行き、観光列車「天空」で下山しました
ふもとの町橋本は富有柿日本一の柿の産地
お昼は柿の葉寿司をいただきました
今回の旅行では初日に15.200歩、2日目は17.600歩歩きました
膝の悪い私としてはこんなに歩けた事も、「同行二人」お大師様のお陰だと感謝感謝の旅でした
長いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました