静岡県焼津市対面オンライン米粉パン教室アトリエよし
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米粉パン作りで使うオオバコとは?
Yoshino 先生のブログ 2023/3/27 14:45 UP
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https://www.atelier-yoshi.jp/what-is-plantain-used-in-making-rice-flour-bread/
こんにちは。 静岡県焼津市のパン教室アトリエよしです。 米粉パン作りをする人には馴染みのあるオオバコ。 いったいどんなものなのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 添加物?身体に有害なもの? なかには不安に感じることもあるかもしれません。 そこで、今回は米粉パン作りに必要なオオバコについてご紹介していきます。 オオバコとは オオバコとは、公園や道端などどこにでも生えている野草の一種です。 おそらくどこかで見かけたこともあるのではないでしょうか? オオバコは200種類以上あるといわれています。 米粉パン作りで使うオオバコは、「プランタゴ・オバタ」という品種の種子の皮を砕いたものです。 プランタゴ・オバタはサイリウムとも呼ばれ、皮のことをハスクというのでサイリウムハスクとも呼ばれています。 オオバコは、健康維持のために昔から使用されています。 オオバコの性質 オオバコは食物繊維を豊富に含んでいます。 また、保水性や膨張性に優れていて、水分を含むと膨れてゼラチン質になる性質があります。 また、無味無臭のため米粉パンをはじめ、様々な料理やお菓子作りにも利用されています。 米粉パンにオオバコが使われる理由は? 米粉には、小麦と違いグルテンがありません。 グルテンは、発酵時にできたガスを包み込んでパンを膨らませる役割があります。 米粉パンの場合、オオバコを入れることでグルテンの役割の代わりを果たしてくれます。 食パンなどの型物の場合は、オオバコがなくても米粉パンを作ることができます。 しかし、丸パンやベーグルなどの成形を必要とするパンの場合、オオバコがないと形になりません。 米粉パン作りにおすすめのオオバコについては別記事でご案内しています。 米粉パン作りにおすすめのオオバコとは? オオバコを使う時の注意点 オオバコを使用する際の注意事項をおつたえします。 1日の摂取量を守る オオバコに含まれる食物繊維は、身体に必要な栄養成分の吸収を妨げる性質があります。 また、食べすぎると腸に負担がかかりお腹の調子が悪くなることもあります。 米粉パン作りで使う量は少量のため、1個あたりに換算するとそこまで心配するほどの量ではありません。 アレルギーにも注意 重度の花粉症やマルチアレルギーの方には、ごく稀にアレルギー症状が出る可能性があります。 心配を感じる方は、オオバコを使用した米粉パンを食べる時には少量ずつ試してみることをおすすめします。 また、小さなお子様が食べる際も同様に少量ずつ与えることをおすすめします。
先生情報 |
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Yoshino |
子供のアレルギーと自身の健康管理をきっかけに米粉パンの魅力を再認識。 地方では米粉パンが中々手に入らないことから、自ら米粉パン作りを始める。 その後、米粉パンの良さを広げたいという思いから米粉パン認定講師・酒種米粉パン認定講師となる。 静岡県焼津市にて対面・オンライン教室を本格始動。 現在、酒種米粉パン講座を準備中。 プロフィール詳細をみる |