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夏の暑い時期を三伏と申しますが、
今日は十干の庚を伏する日。
「今日末伏第一天」の言葉は、「故宮日歴」の今日8月11日の頁にあります。
写真は、「厳邑堂」の「弘厳月餅」。日本橋高島屋にありました。
香港に参りましても、台湾に参りましても、今が月餅が売られるころ。
日本では一年中売られている月餅ですが、
中華圏では夏から中秋節にかけての時期のみ売られているので季節が巡ってきたことを実感します。
そして、「三安」のひとつ「安化黒茶」と呼ばれる湖南省の「茯磚茶」。
日本にはあまりなじみがないですが、
湖南省で作られウイグル地区で主にのまれているお茶なのだそうです。
ウイグルの人々は、食事はなくてもよいが、茶は一日たりとも欠かせないと言います。
その人たちが飲んでいるもののひとつがこの「茯磚茶」です。
「金花」と呼ばれる菌が見えますか?
この菌がこのお茶の特徴です。
そしてこのお茶は、三伏の頃に作られるから「茯磚」と呼ばれるようになったそうです。
湖南省のエネルギー溢れるお茶「茯磚」。
8月23日に予定しております秋田「しょくでんぷの里」でのお茶会でも
召し上がっていただく予定です。
楽しみにしていただけましたらうれしいです。
故宮日歴 二〇一九年八月十一日
明日は、山の日なのですね。
写真は、台湾南投県杉林森林生体渡暇区に訪れた時の景色。
標高1600-1800メートルの山の気温は、16度。
紫陽花が咲いていました。
霧に包まれてひんやりとして
茶畑のある澄んだ空気が忘れられません…
杉の木も林立するこの環境だからこそ
杉林渓のお茶が清々しく瑞々しくお茶になるのだと
納得しました。
杉林渓の写真で少しでも涼んでいただけましたら幸いです
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