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おはようございます。
神栖市の自宅にてパン、ケーキ(洋菓子)、和菓子、アイシングクッキー等の教室&販売店をしております、Little-Rabbitです。
コロナ感染者、また増えそうな感じですね。
というか、減少する要素がない(汗)
海外では再感染者も増えているということですが、再感染の方が重症化リスクが高いようで……
抗体が数か月でなくなると考えるとワクチンよりやっぱり治療薬の方が重要ですが、治療薬ができたとしても死亡率や重症化率が減るだけでこの感染力の強いコロナはインフルエンザ以上にずっとなくならないものなのだと考えると、これから一生マスクや消毒液を手放せる日は来ないんじゃないかと。
ちょっと気が滅入りそうになりますが、来週からは久しぶりに晴れの日が増えそうなので、病は気からを忘れずに元気に過ごしたいと思います。
さてさて話は変わり、本日は10月のレッスンメニューのラストの一品をご紹介。
フィナンシェを作りました↓
こちらは説明するまでもないメジャーな一品。
配合はもともと作ってあったものに若干の修正を加えるのみで早々に決まっていたのですが、形や色にこだわって型やオーブンを変えながらの焼成テストを繰り返していたらあっという間に2桁に到達し、正直もうしばらく見たくないな……というレベルに(汗)
ちょっとした部分にこだわって試作しすぎて気力がなくなるのが悪い癖で、リピートメニューの少ない理由だったりして(苦笑)
とはいえ、これを抜くとメニューがさみしい感じになってしまうので、何とか気を奮い立たせて採用することにしました(笑)
チョコなどのフレーバーも検討したのですが、まずはプレーンで焦がしバターを作った方がベターかなと↓
フレーバー付きでもフィナンシェといえば焦がしバターという人もいるかと思いますが、個人的にはフレーバーものはそのフレーバーを一番引き立てるのが正解かなと思うので、プレーン以外のものの場合は必ずしも使用するというものではありません。
ちなみにこの焦がしバター、確かに香ばしさアップにはとてもいいのですが、作る過程で失われている成分もあるので、その点に注意して使い方を決めた方がいい代物だったりします。
砂糖も同様に、使う種類によって表面性や色、甘みやコク、食感に大きな違いがでるので、結局は作り手がどういった味・食感・見た目が好みなのかという観点で選定していくものかなと。
また、フィナンシェはよく表面を割りたい、割りたくない論争が出ることがあるのですが、りとらびの配合はその名の由来からなるべく「金の延べ棒」に近づけるように割らない方に寄せています↓
パウンドのように中央が盛り上がって割れた物にしたい場合は単純にBPを入れるか、生地量(厚み)を増やすか、気泡を入れるとか、焼成時の温度変化を大きくするとか(生地を冷やす、オーブンの温度を上げる)、手段は様々で割と簡単にできますが、味・食感にも影響するのでこれも好みによるところ。
そしてこのフィナンシェ、本でもネットでも上記のような面の写真がほとんどなのでりとらびでも合わせてみましたが、表はこちら側↓なので本来見せ方にこだわるべきはこっちじゃないかなと。
表裏がどちらでもいいとされるマドレーヌはいわゆるデベソ側より型に触れている貝殻の溝側を見せるケースが多いのに、表のあるフィナンシェの方は型に触れていない裏側を見せるのが多いというのはちょっと不思議ですよね。
焼き色にムラがでにくいという理由かなとも思いますが……
そんなこんなで苦労話こだわりポイントはレッスン時にお話するとして、これにて来月のレッスンのメニューが確定しましたので、また後日に案内記事をアップしたいと思います。
ご興味のある方はお楽しみに♪
パンや洋菓子に関してのディプロマを取得後、フラワーゼリー、フラワーケーキの認定講師の資格を取得。現在はパンと洋菓子を中心に単発レッスンを開講しています。