《これから天然酵母を始める方へ》パンにドライフルーツを入れるときに水などで戻すのはなぜ?

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最終更新日:2020/7/4

天然酵母パン教室 はちみつCAFE(大阪府大阪市旭区)

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大阪市/動画 ホシノ天然酵母パン教室『はちみつCAFE』 生活に溶け込むパン作り

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《これから天然酵母を始める方へ》パンにドライフルーツを入れるときに水などで戻すのはなぜ?
2020/10/25 15:41 UP

こんにちは。

大阪市旭区の生活に溶け込むパン作りを提案するホシノ天然酵母パン教室「はちみつCAFE」の埴岡です。

気持ちのいい秋晴れの週末ですね。

外の空気も少し冷たくなってきて、またひとつ季節が進んだなぁとしみじみ。

確かにパン生地の発酵も日々ゆっくりになっているような気がします。

冬に備えて、この季節の変わり目を元気に乗り切りましょう。


さて、今日はパンに練り込むフルーツのお話をしたいと思います。

実は私、一番好きなパンは「ドライフルーツのたっぷり入ったハード系」です。

ドライフルーツの甘味と生地の香ばしさ、その美味しさの重ね合わせが好きですね。



そんなドライフルーツですが、下処理が大切です。

今日はそのドライフルーツの下処理がなぜ必要かについてお話ししたいと思います。



パンに入れるドライフルーツ、なぜ戻して入れる?



フルーツたっぷりのパン、美味しいですよね。

生のフルーツも美味しいのですが、ドライフルーツ、パンとの相性がばっちりですね。

ドライフルーツにすると、果肉から水分が抜けて、ぎゅっと旨みも甘味も凝縮されます。

これがパンにいいアクセントとなります。


そのドライフルーツですが、そのままパン生地に入れるとどうなるでしょうか?



よく、水戻しなどしてパン生地に入れましょうと書かれています。

それは、ドライフルーツ、乾燥させるときに水分を抜いているので、水分が不足している状態です。

まわりに水分の多い状態になると、水を吸って元に戻ろうとします。

ということは、ドライフルーツを戻さずに入れると、周りのパン生地の方が水分が多いので、生地から水分を吸おうとしてしまいます。

上の写真は適正に水分を戻して生地に練り込んでいるので、全体的に乾燥している部分はありませんが、戻さずに入れたり、戻していても水分が足りていない場合は、フルーツの周りの生地が水分を吸われて硬くなってしまいます。

もちろん、そのままその生地を焼くとその部分は水分が足りず、焼き上がったパンも硬くなってしまいます。


水戻ししたとしても、その後そのまま置いておいたり、しっかりと水分を拭きとってしまったりして、乾燥してしてしまっては、同じく乾燥したパンになってしまいます。


少しひと手間かけて、もっと美味しいパンを焼きましょう!

次回は美味しいフルーツの戻し方についてお話したいと思います。


それではおうちパン作りを楽しんで下さいね。



ご参考になれば幸いです。





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それでは、みなさま、パン作りのある生活を、生活の中に溶け込むパン作りをお楽しみください。



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先生情報
埴岡 洋子
埴岡 洋子

食品メーカーにて商品開発に従事。
パン作りの面白さに目覚め、
製パンスクールにてインストラクターのディプロマを取得。
天然酵母パンのゆっくり味わいと香りを増していくパン作りに惹かれ、
ホシノ天然酵母・自家製酵母パンも学ぶ。

出産後、「心も体も笑顔になるパン作り」、
育児中でも「小さな時間を集めて楽しむパン作り」を伝えたく、
お子様連れ歓迎のホシノ天然酵母のパン教室を始めました。


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2016/10/31

11月のレッスンは秋にじっくり味わいたいパンをご紹介します。
ホシノ天然酵母を用いて、2種のパンを作ります。
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相性のよいチーズと合わせた贅沢なパン「べリーフロマージュ」です。
 レッスン料:4500円(初回4000円)
 平日 10:00~13:30頃
 レッスン日程は下記のブログをご覧ください。

 http://ameblo.jp/honey-cafe83/entry-12209191467.html

その他日程などお気軽にお問い合わせください。

2016/10/5

10月のレッスンはハロウィンにぴったりのパンをご紹介します。
ホシノ天然酵母を用いて、2種のパンを作ります。
かぼちゃを練り込んでいろがとてもきれいな「かぼちゃのミルクハース」、
おばけカボチャ模様にお絵かきが楽しい「メロンパン」です。
 レッスン料:4500円(初回4000円)
 平日 10:00~13:30頃
 レッスン日程は下記のブログをご覧ください。

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