イタリア、フランス料理の教室 LA CUCINA V…
アルトゥージの料理本
名田 緑 先生のブログ 2017/4/3 0:10 UP
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イタリア人でお料理が好きな人なら必ず知ってるというアルトゥージ。
「アルトゥージの料理本」と言えばもっとヒット?
この料理本だったらイタリア人の、どこの家にでもあるんじゃない?って。
それってピノッキオじゃん、ていうか聖書じゃん、のようなすごい本です。
日本人だってイタリア料理勉強してる人ならみんな知ってるというアルトゥージ。
なんですけど実はぁ、わたし名前しか知りませんでした・・・。
ざっくり、フランス料理でいうところのエスコフィエ?的な?
これ以上言うとモノ知らないことがばればれ。
もうばれてますがこのへんでやめておきましょう。
ペッレグリーノ・アルトゥージ(1820~1911)はイタリア料理史上もっとも重要な人物で、
「イタリア料理の父」とも呼ばれています。
クチーナリッカとクチーナポーベラをイタリア料理として系統立てて、
読みもの、いわゆるレシピにした人。
アルトゥージの、「La scienza in cucina e l'arte di mangiar bene」、
邦題はいろいろだけど「料理の学問とおいしい食事法」、「料理の科学と美食法」。
「アルトゥージの料理本」として知れ渡ってます。
1891年に出版されてから、未だに重版され続けているすごい本なのです。
いろいろな出版社から出ていて、表紙も大きさもそれぞれ違う。
わたし、なぜアルトゥージ?
それはね、じゃーん。
これはやっぱ持っとかなきゃ、ということでやっと手元に。
嬉しい!
わたしのアルトゥージ、表紙の絵もきれい。
766のレシピが掲載されてるんですって。
さてさて、1は?
ぶ、ぶろーど・・・。
出汁・・・。
そうよね、ブロードは基本の基本だわ。
そして、絵が一切なし。
びっちりとイタリア語・・・。
ぱたっ(閉じる音)・・・。
いやいや、これを、読んでいこうと思ってます。
で、アルトゥージのお料理作っちゃおうかと思ってます。
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名田 緑 |
単身イタリアに渡り、現地の料理学校や一般家庭の主婦からイタリア各地の料理を学ぶ。 帰国後、ル・コルドン・ブルーにてフランス料理を習得、料理ディプロムを取得。 2011年より料理教室、ワイン、チーズ教室を、2019年よりコーヒー教室を主宰。 現在もイタリア、フランスへ足を運んで料理修行、ワイナリーやチーズ工房訪問を重ねている。 プロフィール詳細をみる |