養生ふうど

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(愛知県名古屋市昭和区・瑞穂区)

HSPを薬膳でケア|繊細な心身をやさしく整える食事のヒント

松橋 かなこ 先生のブログ 2025/7/15 14:27 UP

「音やにおいに敏感すぎて疲れてしまう」「人混みに行くとぐったりする」「人の感情に影響されて気分が沈んでしまう」。 最近、こうしたお悩みを抱えた方からの食事相談が増えています。 みなさんに共通するのが「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」という気質に似た特徴を持っていること。 HSPにはいろんな対応策がありますが、食事でできることも少なからずあります。 今回は、国際薬膳師11年目の私が、HSPを薬膳でケアするたえのヒントをお伝えします。 ↑「食事で心身を整えたい」という女性に向けて、養生ごはん無料動画講座をプレゼント中!ご希望の方はこちらからご登録ください。 HSPとは|敏感すぎて疲れやすいタイプ HSPとは「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略で、繊細で感受性が強く、五感や人の気持ちに敏感に反応しやすい人を指します。 日本では「5人に1人」がHSPの気質を持っているともいわれています。 HSPの特徴 HSPの気質を持つ人は、一般的に以下のような特徴があります。 大きな音や強い光に疲れてしまう 人の表情や声色に過敏に反応する 集団の中で消耗しやすい 感情の揺れが激しく、落ち込みやすい 疲れが抜けにくく、眠りが浅い 医学的な「病気」ではありませんが、体調の乱れやストレスの影響を受けやすい傾向があります。 HSPの気質を持つ人はそうでない人に比べて、「生きづらさ」を感じたり、うつ状態になりやすいともいわれています。 そこで、生活習慣や食事など、身近なセルフケアがとても大切になります。 HSPを薬膳でケアするヒント|食べ物で心身を整える HSPは繊細で疲れやすい人が多く、薬膳では「気(エネルギー)」の不足や、ストレスによる気の巡りの悪さが関係していると考えます。 【疲れやすい方へ】エネルギー(気)を補う食べものを なんだかいつも疲れている、やる気が出ない、朝がつらい…。そんな方は、体のエネルギー(気)が不足しているのかもしれません。 ポイントは、元気をつくる「土台」を整えること。 おすすめの食材 ・山芋、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ
・お米・雑穀、大豆製品
・鶏肉、白身魚など消化によい肉類・魚類 こんなメニューがおすすめ ・雑穀入りのおかゆ
・かぼちゃと鶏肉の煮もの
・山芋のとろろスープ 【ストレスが強い方へ】気の巡りをよくしてモヤモヤ解消 気分がすっきりしない、なんとなくイライラする、胸がつかえるような感じがする。 こうした状態は、体内をめぐるエネルギー(気)がうまく流れていないサインかもしれません。 香りや味で「気の巡り」を促すことが、ストレス対策になります。 おすすめの食材 ・しそ、みょうが、たまねぎ、ねぎ
・柑橘類(ゆず、みかん、レモンなど)
・そば、セロリ、香菜(パクチー) こんなメニューがおすすめ ・刻んだしそやねぎをのせた湯豆腐
・柑橘入りのハーブティー
・たまねぎとそばの温かいスープ 薬膳の考え方を取り入れて、HSPと上手に付き合っていこう HSPの方にとって、日常の些細なことがストレスや疲労の原因になることがあります。 でも、ここで大切なのは、敏感さは「弱さ」ではなく「感受性の豊かさ」でもあるということ。 薬膳の知恵を取り入れながら、心身の声に耳を傾けていくことで、敏感な自分とうまく付き合う方法が見えてくるケースも多いです。 ▼ 食事で心身を整えたいという方へ。期間限定で「養生ごはん動画講座」を無料プレゼントしています(体質チェックシートなど3大特典付き)。 1カ月でご登録100名以上!「食事を見直したい」という方は、下の画像をクリックしてぜひお受け取りくださいね。 最近、HSPに似た症状をお持ちの方からのご相談が増えていることからも、「繊細さ」と「食」の関係性への注目が高まっていることを感じています。 最後になりましたが、あなたの毎日に、少しでも穏やかな時間が増えることを心から願っています。

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