【コロナ禍のフランスのホームパーティー】

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最終更新日:2022/1/29

Table de N(東京都文京区)

東京都文京区のフランス家庭料理とテーブルコーディネートサロン

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Plaisir de Recevoir フランス流 シンプルで心地よい暮らし

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【コロナ禍のフランスのホームパーティー】
2021/9/17 6:11 UP

ホームパーティー。昔からキラキラとして憧れを持たずには言えない言葉です。今は、昔とは違った意味でホームパーティーに思いを寄せることになりました。
家に人を呼ぶのは敷居が高そう。家を整える、お料理、テーブルコーディネート、マナー、なんて。と思ってホームパーティーを敬遠していたのに、今となっては「もっと気軽に人を呼んで楽しんでおけばよかった。」と思う、のではないでしょうか。
我が家でもサロンレッスンやホームパーティーのお客様が来なくなって1年半経ちました。最初はすぐホームパーティーの日々が戻るだろうと家族時間を楽しんでいましたが、こんなに長く続くと友人や知人とのリラックスした時間、新しいことを知る時間が本当に恋しい。

そんな中、先日フランスに住む夫の両親に電話をかけた時のこと。両親の後ろでわいわいとしているのでどうしたのかと思ったら、結婚したばかりの夫の従兄弟(かなり年下の)の家でランチをご馳走になっているところでした。懐かしい伯母さんや従兄弟、初めて見る従兄弟のパートナーに夫が画面越しに挨拶したり近況報告して楽しそうにしていました。
あまりにも自然でその時は気づかなかったのですが、その後
「そういえばみんなマスクはしていなかったな。」
と気づきました。その次に電話した時にフランスの現状を聞いてみました。
フランスは感染拡大が以前に比べて落ち着き、衛生パス(ワクチンを2回した証明)をレストラン、カフェ、人が集まる場所で提示するのを義務化したために、ワクチン接種率が上がり、安心して外出できるようになったそうです。このまま行けば衛生パスの提示も緩和される見通しだそう。ワクチンを接種していれば集まれる。という概念に変わってきているそうです。もちろん個人差はあり、外出する時はマスクしている人が多いそうです。(不特定多数が集まる屋内でもマスクをします)
それぞれの判断ですが、夫の両親はワクチンをしている親戚と、ホームパーティーを再開したそうです。もう1年半も親しい人とゆっくりテーブルを囲んでいないのは耐えられない、といったところでしょうか。自粛しているうちに、高齢者ですので、このままだと人と会う体力と気力さえなくなってしまうと感じたそうです。
その話を聞いたら、なんだか元気が出てきました。
ずっと会いたかった人たちと集まれるという希望の光が、トンネルの向こうに見えた気がします。






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________ A propos de mon livre  _________フランスから学んだ、暮らしの工夫と楽しみ方を綴っています。

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先生情報
ペレ信子
ペレ信子
食空間コーディネーター、フランス語翻訳者   東京都出身

フランス企業勤務、フランス語翻訳者を経て、フランス料理とテーブルコーディネートを学ぶ。
自宅教室の他、テーブルコーディネートスクール講師、店舗ディスプレイ、レシピ提供などする傍ら、フランス語翻訳も。
著書「フランス流しまつで温かい暮らし」(講談社)2016年9月出版


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