癒しの空間で、やさしくアレンジした世界各国料理やお菓子を紹介しています♪
昨日はパパが連休中唯一の休日。
一日早いですが、夕方からささやかなこどもの日のお祝いをしました♪
メインは、鯉のぼりを貼り付けた「ミートパイ」です。
ミートパイ…それは私にとって生涯忘れられない「おふくろの味」
国のお役人さんだった父方の祖父が、祖母と共に海外に在住していた頃、
インド人シェフから直々に習ったという実家伝統のレシピです。
もちろん、元のレシピには鯉のぼりは付いていませんが(笑)
祖父母も両親も人をもてなすことが好きな人で、
仕事柄もあって、週末には多い時は何十人のも来客がありました。
そのたびに母がせっせと焼いていた「ザ・十八番」がミートパイ。
きっと私の姉や兄、親戚一同、友人の皆さんも、
母のミートパイには大いに懐かしさを感じることと思います
母が祖母から習ったそのミートパイの特徴は…
●必ずバター100%のパイシートを使うこと。
(当初はパイも手作りだったと思いますが、母の代からは手軽なパイシート使用です。)
●フィリングはひき肉のドライカレー、茹でたじゃが芋とにんじん。
●「炊いたご飯」が入っていること
つまり「パイの中にドライカレーご飯が詰まっている」イメージ。
そこにじゃが芋も入るのですから、
「パイシート+ご飯+じゃが芋」で
夢のトリプル炭水化物というわけです
その禁断の(?)味わいこそが母のミートパイなのですけれど、
今回は私なりに少しアレンジ。
じゃが芋とにんじんの代わりにミックスベジタブルを使用しました。
下準備なしに凍ったまま使えて便利ですし、
芋よりも軽さが出て、コーンの甘味も加わりとっても良い感じ!
何年ぶりかで作ってみたのですが、
あまりの懐かしさと美味しさに涙が出そうになりましたー。
そうそう、この味、この風味。
以前ご飯が入っていないバージョンのミートパイを紹介済みですが、
やはりご飯が入ってるからこそのこの旨さ
娘「ばあばのミートパイがパイの中でいちばんおいしい。」
夫「美味しすぎる。魔力がある。」
と、超ハイカロリーを知りつつおかわりが止まらず(笑)
レシピはレッスンでぜひ紹介したいと思っているので、
こちらの記事を参考にしてください。
この時は、ご飯の代わりに茹でたじゃが芋のみを使っています。
ご飯を入れる場合は、茶碗2杯分くらいをパイの底に敷きつめ、
ミックスベジタブル(又は茹でたじゃが芋&にんじん)2/3カップ位を加えたドライカレーをかぶせて焼いてください。
思わずミートパイの話が長くなってしまいましたが
その他の副菜は…
「トマト・レタス・きゅうり・コーンのサラダ」
シンプルにヴィネグレットソースで。
「キャロットラペ」
にんじん好きの娘のお気に入り。
「しめじのマリネ」
レモン汁、オリーブオイル、ドライハーブでマリネ。
「かぼちゃのポタージュ」
娘の大好物。シナモンでアクセントをプラス。
でした♪
世の中いろいろありますが…
この先世界中の子どもたちが、健康に笑顔で毎日を過ごしていけますように
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埼玉県出身。ロンドン大学留学後、早稲田大学第一文学部卒。来客の多い料理上手の家族のもとに育ち、幼少時から料理好き。約4年間のロンドン滞在中には世界の食文化に触れ、各国料理への興味を深める。2008年より都内自宅にて各国料理教室を主宰。大阪北摂転居、高齢出産を経て、2017年夏に料理教室を再開。各企業へのレシピ提供、レシピ開発、コラボレーションレッスン、出張料理講師などの実績あり。