タルティーヌやパンに合うお料理をメインにした小さな教室です。
春の木々の緑が深さを増し始め、初夏もすぐそこ。
本来、地球のエネルギー量は一定に決まっていて、
春のこの時期は植物たちが存分に使うため、
人間の私の分は少なくなっているのかも・・・
だから春先は力が湧かないのか。そんな仮説を考えたりする。
似て欲しくないけど、息子にもすっかり遺伝しているようで、
新生活に馴染めず、あまり元気がない。
小さなその肩に、大きな荷物が降りかかりませんように。
なんて心の中で願ったりする。
庭にはためく鯉のぼりを眺めながら、
元気が出るおやつを作ろうと思い立つ。
沖縄ドーナツ『サーターアンダギー』だ。
幼い頃に住んでいた東京の団地には、
日本全国色んな郷土を持つ方が住んでいた。
下の階の沖縄出身の家には、こどもの日になると、
ご実家から手製の『サーターアンダギー』が届き、
我が家にも嬉しいお裾分け。
その味を母はとても気に入り、
その後、新聞に掲載された『サーターアンダギーの作り方』の記事を、
自分のお料理ノートに貼り、何度も作ってくれるようになった。
サーターアンタギーは、微笑みの祝い菓子なんて言われるそう。
と言うのも、油の中で火が通り始めると、
ひび割れた生地がぱかっと開き、その様が笑った顔に見えるという。
なんとも微笑ましい話だ。
作り方や材料もシンプルで簡単。
お菓子作りの超苦手な大雑把な私でも美味しく作れる^^
分かりやす様に動画にしました。
みなさんの春が微笑みで溢れますように。
沖縄ドーナツ『サーターアンダギー』
↑作り方動画はこちらから。
先日、初めての動画を見てくださったみなさま。
たくさんの嬉しい励ましやお褒めの言葉をありがとうございました!
調子に乗ってまた作りました~~笑
まだまだ教室再開は厳しい世情ですが、
こうやってお料理でつながれることを喜びに日々を過ごします。
ありがとうございました!
↑いつも嬉しいクリックありがとうございます!
和食懐石料理教室「手まり」アシスタントを担当する傍ら、
2008.3月さいたま市の自宅キッチンにてcucin amicaタルティーヌ教室をオープンする。
2013.5月自宅近くの小さなアパートメントにて料理教室専用スペース「cucin amica302」をオープン。