自家製母と少しのイーストでパン作り、発酵調味料や薬膳も取り入れてます。一緒に楽しみませんか♪
クリスマスレッスンでお伝えした
ホットワイン
あ、写真は赤ワインですが、試作でやや飲みにくかったので
レッスンではシードルを使ってご紹介しました
このワインにつけ込んでいったスパイスは
そのままシュトーレンを作る時の漬け込みフルーツにも
良く使うスパイスで
今までシュトーレンを仕込む時に使うスパイスは
適当に自分が好きな香りで選んでいたんですが
薬膳を習って、体を温めるスパイスばっかり使ってたのか~
という事に気づきました
え??今更過ぎるって??笑
なので改めて効能を確認しながら
ホットワインのスパイスはチョイスしましたよ~
で、今年最後の薬膳学校で
「お屠蘇」
の話をしていただきました
そしたらお屠蘇に入ってるものって
各社若干の違いはありますがこんな感じで
ホットワインに使ってたスパイスに
ちょこっとプラスすれば
お屠蘇になるじゃ~ん
と私的にはわ~お!!
と嬉しくなって嬉々としてその後のレッスンで
お伝えしてみたんですが
「お屠蘇・・・・はあ・・・」
とあまり大きな反応にならず笑
・・・・そっか、そうですよね~
そういう我が家も祖母の家で小さい頃出てたな~
くらいでこの数十年とんと口にしてません
でも今年はせっかく手元に食薬もスパイスもあるので
やってみようかな~と思ってます
ご興味あるかたは上記お屠蘇に入ってるスパイスは
こんな感じのものです
①桂皮=シナモンです 体の中心をがつんと温めてくれます
②山椒=こちらも体を温めます
③陳皮=みかんの皮を乾燥させたもので体を温めます
④桔梗(ききょう)=咳や喉の痛みなどに効果的
⑤大茴香=八角です、これも体を温めます
⑥丁字=クローヴ 体を温めます
⑦浜防風=沙参(しゃじん)若干からだを冷やします、咳や喉の乾燥に効果的
ずらりと体を温めるものばかり!!
年の初めに体の中から悪い気を追い出して
しっかりと温める
ヨーロッパのクリスマス文化もアジアのお正月文化も
近いものを使ってるんだな~なんて思っちゃいました
シナモンや八角あたりだったらおうちにもあるかも??
日本酒とみりんにスパイス一晩漬け込んでおけば
お屠蘇になるので
ご興味ある方はやってみて下さいね~
大手パン教室にて講師として勤務後、自宅にてパン教室を開講
「ビアンキュイ」にて児玉シェフのベーシック、アドバンス取得
「Ecole Levain D'antan」にてBoulangerieプロ科修了
「Roti Orang」堀田誠先生に師事し高加水のパン作りを学びました
*国際薬膳師
*発酵食品ソムリエ
*味噌ソムリエ