【犬を飼って気づいたこと】

クスパ > 教室トップ > ブログ記事一覧 > 【犬を飼って気づいたこと】

最終更新日:2022/1/29

Table de N(東京都文京区)

東京都文京区のフランス家庭料理とテーブルコーディネートサロン

この教室のフォロワー:
18人

Plaisir de Recevoir フランス流 シンプルで心地よい暮らし

>>ブログを見る

【犬を飼って気づいたこと】
2020/10/23 14:13 UP

犬が家に来てから、家の雰囲気が少し変わりました。新しい家族が増えたのですから当然です。
末っ子だった息子は少しお兄さんになったかもしれません。

親の私たち夫婦は、犬と接する時、子供と接すると言うよりも、孫と接しているように見えるそうです。かなり甘いのかもしれません。
人が苦手な保護犬にとって、たくさん人がいる道を歩くのはとても勇気が要ります。時には前に進めなくてうずくまってしまうこともあります。なるべく人がいない時間を選んで散歩していますが、それでも時々、人に慣れてもらうために荒療治のように大きな交差点を渡ったりもします。でも彼が落ち着いて歩けるのはやっぱり人があまりいない時間。お散歩は彼にとって良い時間になって欲しいものです。

秋の森に行きました。東京よりも気温が低く、標高が高いため紅葉が始まっていました。

人がいない道を楽しそうに歩く我が犬。時々止まっては草むらに入って行ったり、岩に生えた苔の匂いを嗅いでいたりします。


彼が急にある木の下に立ち止まって、見上げました。
私も一緒に見上げてみました。
よく見ると、上の方にリスがいて、松ぼっくりを熱心にかじっていました。その音に犬は気がつき、人は気づかず通り過ぎるのです。


一人だったら気づかなかったこと。こんな事、確か前にもあったなあ。


そう、それは初めて子供をベビーカーに乗せて公園に行った日のこと。
子供を抱っこして、ブランコに揺られてみたら、自分自身が子供でブランコに揺られていた日のことを急に思い出しました。


犬も子供も、大人の私たちが急いでいて見過ごす、自然の小さな出来事に敏感に生きているのですね。








にほんブログ村
にほんブログ村

人気ブログランキング
________ A propos de mon livre  _________フランスから学んだ、暮らしの工夫と楽しみ方を綴っています。

>>ブログ記事を読む

<<先生のブログ記事一覧へ

先生情報
ペレ信子
ペレ信子
食空間コーディネーター、フランス語翻訳者   東京都出身

フランス企業勤務、フランス語翻訳者を経て、フランス料理とテーブルコーディネートを学ぶ。
自宅教室の他、テーブルコーディネートスクール講師、店舗ディスプレイ、レシピ提供などする傍ら、フランス語翻訳も。
著書「フランス流しまつで温かい暮らし」(講談社)2016年9月出版


教室からのお知らせ

2022/1/29

現在、対面レッスンは行わずオンラインレッスンのみとなっております。詳しい内容はお問い合わせください。


ページのトップへ戻る