先日は教室の主役パン その2- ルヴァンレッスンについて書きましたが、今日はその3について。
教室での現在の柱となっているコースレッスンは3つ。
1. ハードパン特化レッスン (全10回)2. ルヴァンレッスン (全5回)3. 手捏ね食パン特化レッスン (全5回)
これらのコースレッスンはどなたでも受講する事が出来ます。(*現在は満席の為募集はしていません)
全ての講座の1回の受講料はランチ付きで6000円、5回のコースなら30000円(6000円 × 5回)となります。
支払いは一括ではなく、都度払いなのでお財布にも優しいし御負担も軽減されます。
さて今日ご紹介する手捏ね食パン特化レッスンはすでに一度5回のレッスンが終了しているにもかかわらずまた受講したいという生徒さんが何人もいる、大変人気のレッスンです。
なんでそんなに人気があるのか、ちょっと考えてみました。
勿論レッスンメニューの充実、例えばオレンジピールとラムレーズンを生地に練り込んだフランスの食パン、クラミックは日本では売っているパン屋さんは見た事がないし、兎に角美味しい💕
またクラミックを使ったフレンチトーストのランチも人気で、レッスンの振り返りで食パンレッスンを受講された生徒さん達が皆美味しかった、と口々に言う程です。
そしてもう一つ、人気の要因はやはり100%自分の力だけで作るという事、だと思います。
食パンの良し悪しを決める最大のポイントはミキシング、80%はミキシングに左右されます。
教室にお金と時間を掛けて来ているのに先生が機械で作った生地を出して分割からスタートさせたり、先生自身が機械で作った食パンをランチで提供したら本当に満足出来るでしょうか。
私自身がパン教室で食パンを学んだ時はやはり分割からスタートでした。
ミキシングが機械任せだと自分自身で行う作業は丸めと成型だけ。
これでは本当に自分で食パンを作ったとは言えません。
教室に通っていただいている生徒さん達も同様で、ほとんどの方が食パンは一から作った事がないのです。
私がアスリート系のレッスンと呼んでいる程、手捏ね食パンレッスンはハードなレッスンです。
が、大変な思いをして100%自分の力だけで作った食パンが焼き上がった時は毎回歓声が上がります。
この瞬間が最高で、生徒さん達の熱量を毎回私自身も楽しんでいます。
講師冥利につきるとはこの事です。
教室の食パンメニューは殆どが難しいレシピで、副材料が摩擦熱を受け易い為ご自宅に機械があってもなかなか手捏ねのように安定した捏ね上げ温度になりません。(レッスンメニューの一部は機械捏ねも出来ます)
凄く固い生地だったり、物凄くドロドロの生地だったり、手捏ねだからこそ分かる変化を楽しんでいただいています。
生地が変わっていく様を体感する事の楽しい事、楽しい事。
我ながらなんと良く出来たコースレッスンだと思います。
自画自賛とはこの事です
今現在手捏ね食パン特化レッスンは2クラス、私自身も手捏ねでランチ用の食パンを作っている為、これ以上クラスを増やす事は出来ません。
現在すでに1年待ちで予約されている方もいる為、来春は一般募集は出来ないかもしれません。
もし今ブログを見ながら食パンレッスンを受講されたいと考えている方がいらっしゃいましたら是非手捏ねで食パンを学べるパン教室を探してみて下さいね❣️
きっと凄く楽しいはずです
さてそんな魅力的な手捏ね食パン特化レッスンですが、9月は前期クラスが3回目のオニオンブレッド、後期が初回のヘルシー食パンのレッスンを終えています。
また先日ブログに書いたようにバラエティーレッスンの4回目のメニューに生食パンが登場し、4クラスあるバラエティーレッスンは生食パンが12月まで続きます。
次回はまたぼちぼち9月の食パンレッスンレポート、 さらに昨日の中級ハードパンレッスンについてアップしたいと思います。
今日から10月、コロナ対策をしっかりしながらレッスンをしていきましょうね〜
外資系証券会社に勤めながらホームメイド協会(現: ホームメイドクッキング) で師範科修了後、マイスター資格を取得し原宿で土日限定のパン教室を開講。
2015年12月にル・コルドン・ブルーでパンデュプロムを取得し、現在中野区の自宅にてKassyの焼き立てパン教室を開講中。
一般社団法人 日本パンコーディネーター協会認定 パンコーディネーター