かわいいクッキー缶をつくろう

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最終更新日:2019/10/30

Y's Table お料理教室(千葉県千葉市中央区)

かんたんでおいしいおうちごはんをテーマに、お料理することの楽しさを実感していただける教室です。

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かわいいクッキー缶をつくろう
2020/1/27 15:26 UP

完成間近のクッキー缶、隙間なくぴったり


お料理教室15周年記念イヤーをお祝いするイベントとして、このクリスマスは
「クリスマスの小さな贈り物、かわいいクッキー缶をつくろう」
…と題した、とびきりかわいいワークショップを開催しました。

ここ近年、とっても人気のある手作りのクッキー缶を
Y's Table.のオリジナルデザインで作ろうという企画です。

実は私も、ずっとやってみたかったので、
クッキー缶をどのようにかわいく埋め尽くすか…ということで
日々、頭がいっぱいでした。笑



クリスマス感たっぷりにデコレーション


室内も、アドベントシーズンを存分にお愉しみいただけるように
素朴であたたかな北欧スタイルを取り入れつつ、かわいくデコレーション。




…そう。もちろん今年も、ツリーは手作りのオーナメントクッキーで。
15周年ということもあり、ムーミン谷の仲間たちにたくさんご登場いただき、
それはそれは賑やかなツリーが完成しました。


悩みに悩んだクッキー缶のデザインですが、こちらのツリーにあわせて
真ん中にシルエットのムーミンを配して、ちょこんと小さなもみの木を添えることで
さりげない北欧のクリスマス感を表現してみました。






さてさて。
クッキー缶といえば、やはり何と言ってもたくさんの種類のクッキーたち。
小さなボックスの中に、できるだけ隙間なく
そして、いろいろな種類のかわいいクッキーがきっちりと詰まっているのが理想です。
今回、実に7種類のクッキーをご用意し、
なるべく隙間が空きすぎないように、それぞれのクッキーのサイズを割り出し
最後に、肝心なムーミンの型を手作りする…という
気が遠くなるような作業を、案外愉しみながら(笑)こつこつと試作しました。



エシレを使ったガレットブルトンヌ


憧れのガレットブルトンヌ様には、敬意を払ってエシレバターを使って。
この格子柄の模様がなんともいえぬ風情で、
これが入るだけで、クッキー缶の表情がきりりとしまります。




かわいいクッキー、せいぞろい


今回のワークショップではおもに、
ガレットブルトンヌ、ロミアス、フロランタンという、豪華なクッキーを重点的に作り、
あいた時間で、簡単なアイスボックスクッキーやスノーボールをご紹介しました。

サルタン口金を使って作るロミアスは、
絞り出しと、それに適した生地のコンディションが本当に難しいクッキーです。
口金自体もかなり高価なものですが、上手に作れるようになると愉しいので
ぜひ、お時間のあるときにご自宅でも作ってみてくださいね。

ムーミンサブレは、シルエットだけでムーミンとわかるクオリティに。
もみの木のクッキーは、抹茶をくわえてグリーンに仕上げました。






こうして仕上げたクッキーたちを、いよいよ缶に詰めていきます。
クッキー缶の醍醐味は、まさにこの作業に尽きるような気がするほど、
この作業は愉しい時間です。

順番に、丁寧に詰めていき、
最後のクッキーがぴったりとおさまったときの喜びはひとしお。
パズルのピースがさっくりとはまり、絵が完成する瞬間のようです。






そして完成したクッキー缶がこちら。
蓋をしてリボンをかけたら、素敵なクリスマスのプレゼントですね。
今回は、クリスマスのムーミンをイメージして、
真っ赤なキャンディストライプのリボンをえらんでみました。







…さて。
ワークショップのお愉しみはこれだけではありません。
作業の合間にいただくランチや、完成後のティータイムもまた素敵です。
とびきりのクリスマスの週末をお過ごしいただければ…という思いで
こまかなところにもこだわって、かわいいプレートをご用意させていただきました。






ランチのおともには、もちろん手作りのパンが。
そして、ここにもあそこにも、そこかしこにムーミンが…! (探してみてね)

こんな仕掛けを考えている時間は、私にとっても本当に愉しいのです。
そしてもちろん、皆さまの笑顔と歓声が届くとさらに嬉しくて…。





今回のメニューは、カジュアルなクリスマスをイメージして
鶏肉ときのこのトマトソース煮込み
小さなヤンソンさんの誘惑
そして、グリーンサラダに自家製ムーミンパン…というメニューでした。

ワークショップのランチでは、レッスンとはまた雰囲気を変えて
小さなテーブルをご用意して、普段はあまり登場しないクロスを使ってみたり…と
私自身が遊び心を持って愉しませていただいています。
この日は、マリメッコのPahkinapuuをはじめ、ブラウン系のクロスを使ってみました。




ミイがいっぱい



そして、クッキーを詰め終えて、
ほどよく疲れた、そのあとのお愉しみといえば…
もちろん、クリスマスのティータイムです。

今回は、クッキーもツリーも、そしてランチもムーミン尽くし。
だったらいっそ、デザートにもムーミン谷のこの方にご登場いただいてしまおうということで
かわいいミイちゃんが主役のベリーのパフェをご用意してみました。

こちらのミイちゃん、実はチョコレートを使った手作りなんです。
お団子あたまにはアーモンドを添えて、ながめてかわいい、食べておいしいミイです。

プレートには、パフェのほかにベリーのガトーショコラを添えて
クッキー缶とお揃いのキャンディストライプのキャンドルを灯して。






まさに、15周年のアニバーサリーにふさわしいデザートプレートに仕上がり、
皆さまからも、大きな歓声と拍手と、
そして、いつまでも鳴り止まないカメラのシャッター音に包まれながら
心の底から幸せな時間をご一緒に過ごすことができました。

こうして、皆さまが一緒に盛り上げてくださるおかげで
私たちのお教室Y's Table.は、素敵な15周年を迎えることができました。
本当にありがとうございます。

これからも、次の節目に向かって
ゆっくりゆっくりではありますが、のんびりと長く続けていけたらいいな…と思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。

そして、素敵なクリスマスをお過ごしください。
メリークリスマス!




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先生情報
中村 よし子
中村 よし子
料理教室主宰   千葉県出身

インド料理研究家のレヌ・アロラ氏に師事、のちにアシスタントをつとめ、千葉市内でレストランをオープン。オーナーシェフとして14年間つとめたのち、自宅にてお料理教室Y's Table.をオープン。雑誌等へのレシピ提供等もおこなう。



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