収穫の季節のイタリアン

久しぶりのアップとなってしまいました。
秋のレッスンにつきましては、こちらでの告知もできないままの開催となってしまい
ご迷惑をおかけしてしまいました。

秋来ずして冬…といった日々ではありますが、
10月後半から11月初旬にかけて
レッスンでは秋らしい雰囲気のテーブルをご紹介していますので
記憶を辿りながら、振り返りつつご案内していきたいと思います。




…それというのも、収穫の季節を迎えたものの
こちら千葉では、台風の影響で野菜や果実に甚大な被害が出てしまいました。
まずは、生産者の方々に、心よりお見舞い申し上げる次第です。

例年なら普通に手に入っていたはずの食材がなかなか手に入らず
四苦八苦する場面も多々ありつつ…の開催ではありましたが、
ハロウィンの雰囲気もちょっぴり感じていただけるよう、皆さまを楽しくお迎えしてみました。






そんなわけで、ハロウィン用の大きなかぼちゃさえなかなか見かけなかったものの
ようやくいくつか手に入れることができたので、今年もかぼちゃを彫り彫り…(笑)
無事に可愛いジャックがテーブルをコミカルに彩ってくれました。

梁からは、およそ一年がかりで育てた大きなアリウムを立ち枯れさせて作った
まるでタンポポの綿毛のような、大輪花火のようなドライフラワーを吊るして。
この枯れ感のあるナチュラルな色が、この季節にぴったりでした。
こちらは、このままクリスマスまで飾っておく予定です。
ヒンメリの藁の色と相まって、きっと素敵だろうな…と、想像しては今からワクワク(笑)。





テーブルクロスも、今回のために昨年からあたためておいたマリメッコ。
オレンジと黒の大胆な柄がハロウィンのイメージによく合い、
また、シックかつモダンな雰囲気もあり、大好きなテキスタイルのひとつです。

それではさっそく、秋のレッスンの様子をちらりとご紹介していきたいと思います。






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「収穫の季節のイタリアン」

・2種のお肉と野菜のロースト、サルサヴェルディソースで
・カレー風味のかぼちゃのスープ、マスカルポーネ添え
・イタリアンハーブサラダ
・ポルチーニ香る、きのこのクリームパスタ
・トマトとオリーブのチャバタ
・ガトーバスク・オ・マロン

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今月は、いえ、毎月ではあるのですが
スパイスやハーブの香りをたっぷりときかせて、
食欲の秋、収穫の秋を贅沢にご堪能いただくためのメニュー構成となっています。

まずはこちら、色どり美しく、カラフルなイタリアンハーブサラダです。
フレッシュなバジルをそのまま贅沢にたっぷりと使い、
見た目と香りと、そして風味を味わっていただく前菜です。






そして、やっぱりスープは欲しいよね、
ということで、ハロウィンだもの、お約束。
かぼちゃを使ったクリーミーなスープです。
でも、カレーのスパイシーな風味がキリリと味を引き締めて、エキゾチックかつ大人な味わい。
マスカルポーネが添えてあるところもお洒落です。笑


スープのお供には、チャバタを。
こちらのチャバタが本当に簡単で、この上なく美味しく、大好評でした!





いま、ちょっぴり流行りの「捏ねないパン」
バターも卵も使わず、イーストもほんのわずか…といった
まさにギルトフリーなパンです。

それでも焼き上がりは、まるでブーランジェリーのパンのよう!
こちらのチャバタは、ご自宅に戻られて「さっそく作ってみました」という声を
本当にたくさんいただきました。嬉しい限りです。





そして、つづいてご紹介するのはこちら。
秋ならではのパスタです。

秋になると、常備しておきたくなるきのこのオイルマリネ。
こちらを使って、さらにポルチーニの香りを贅沢にきかせて
リストランテでいただくようなパスタを目指しました。
クリーミーな味わいがたまらないひと皿です。





そして、いよいよ今月のレッスンのメインディッシュ。
“2種のお肉と野菜のロースト、サルサヴェルディソースで“ のご紹介です。

…実はこちらのお料理、一年前のことなので忘れてしまったかもしれませんが
昨年のクリスマスのワークショップで、ランチにお出ししたお肉料理なのです。
大変ご好評いただけたので、いつかレッスンでご紹介したいと思っていたのですが
クリスマスを待たずに、今月のメニューとなりました。

この、サルサヴェルディソースが万能で、どんなお素材とも合わせやすく
見た目の雰囲気といい、香りといい、ご馳走感たっぷり。
ご家庭のクリスマスディナーの一品に加えていただけたら、とっても嬉しいです!





さあ、テーブルに収穫の秋らしいお料理の数々がならびました。
ジャックももちろん一緒。
素敵なパーティーが始まりそうな、そんな雰囲気ですよね。






もちろん、デザートもお忘れなく。
今月は、いつぞやのバスク風チーズケーキに続いて、バスクの伝統菓子、
ガトーバスクのご紹介です。
こちらも、いつかレッスンで…と思い続けていたスイーツのひとつなのです。
ケーキの表面の格子の柄が素敵です。

でも、ここではちょっぴり贅沢にアレンジ。
秋だけに、手作りの栗の渋皮煮とペーストを加えた、ガトーパスク・オ・マロンです。
ルックスは少々地味めではありますが、お味は抜群。
小さめのホールで作ってプレゼントに…というのも喜ばれそうです。






今月のレッスン、いかがでしたでしょうか。
今月も、看板犬のこの子たちもハロウィンのスタイルで頑張ってくれました。
ぐりはもちろんのこと、弟のもぐも、最近はレッスンに参加できる日が増えました。
皆さまから「もぐちゃんに会いたいな」って言われると、
なんだかとっても嬉しそうです…。



今年はこんなムーミンランタンも作ってみました


駆け足でご紹介してきました今年の秋のレッスンですが、
それぞれに、ご堪能いただけましたら本当に嬉しく思います。

早いもので、今年も残りわずか。
次回はいよいよ、クリスマスレッスンとなります。
今年の集大成として、素敵なテーブルをご提案できますよう
心を込めて準備をしていきたいと思っています。
どうぞお楽しみにしていてくださいね。

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