クスパ > 教室トップ > ブログ記事一覧 > 日本タンポポの事

最終更新日:2020/8/7

チカップお米パン教室(秋田県秋田市)

添加物不使用オリジナル米粉パンと、ちょっぴりマクロ、ちょっぴり野草をわかりやすくお伝えします。

この教室のフォロワー:
3人
過去の予約人数:
1人

「米粉パン、作ってみました」チカップ流 無添加、小麦不使用サイリウムハスク不使用 ふんわりグルテンフリー教室

>>ブログを見る

日本タンポポの事
2019/5/8 16:59 UP

こんにちは
いきなりですが、
日本タンポポが、少なくなってきているのを知っていますか?


↑ 我が家の日本タンポポです。
日本タンポポにもいくつか種類があって、これはエゾタンポポです。
大型で、葉っぱの切れ込みが細かいのが特徴です。
エゾタンポポに限らす、日本タンポポの特徴は、花やつぼみの裏を見ます。↓




↑このように緑色のふさふさが、花の方にぴったりくっついているのが、日本タンポポ。

西洋タンポポは、↓




↑このように、ふさふさが、反り返って、下の方を向いています。(西洋タンポポも一生懸命なんだとは思いますが、例えば魚のブラックバスみたいな感じですかね)


ちなみに・・・ ↓

花が終わったり、綿毛になると、日本タンポポでもふさふさは、反り返って下を向いてくるので、見分けることはできません。

西洋タンポポは、繁殖力が強い他に、なんと秋も咲いて、種を飛ばして、株を増やします。で、もって、なんと日本タンポポができない自家受粉もできるのです。
そういう訳で、日本タンポポとの交雑が進み、固有の日本タンポポは少なくなってきています。
我が家は、保護活動の結果、日本タンポポが、10~20株程に増えました。

タンポポの西洋化は、都市化と比例していて、都市化の指標となっているそうです。
お住まいの近くのタンポポの裏はどんな風になっていますか?
昔は、「山のタンポポは大きくて、かわいくない」などと思ったものですが、実は種類が違ってたんですね。
今となっては、こんなに貴重なものになるとは・・・。雑草と、呼ばれるタンポポですが、「日本タンポポ」頑張って保護したいと思います。


↑日本タンポポ(エゾタンポポ)

>>ブログ記事を読む

<<先生のブログ記事一覧へ

先生情報
長谷川 理乙

秋田大学卒。食品微生物学専攻。公立中学で10年教員。リマクッキングスクールでマクロビオティックを学ぶ。師範科修了。自然食料理教室主宰。一年間NHK秋田で料理コーナー担当。子育てを経て米粉パンに関心を持ち、独自に研究。わかりやすく、丁寧な教室をこころがけています。



ページのトップへ戻る